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会誌ニュース

■ 2017年5月24日

 2017年度の編集委員会が新体制がスタートしました。それにあわせて 編集委員会名簿 を更新しました。本年度は,会誌編集委員45名,電子化委員7名,事務スタッフ2名の体制で 会誌(冊子版,オンライン版)をお送りします。よろしくお願いします。



■ 2017年5月21日

 会誌5月号オンライン版が公開されました。
 5月号は特集『薄膜成長の最前線』をお送りします。
 新物質が発見されると,多くの場合,その薄膜が作製され研究が行われます。 バルクとして単結晶の合成が困難な物質であっても,薄膜の状態であれば単結晶ライクな エピタキシャル薄膜の作製が可能になる場合もあります。 薄膜を作製する方法には,分子線エピタキシー,スパッタ,パルスレーザー堆積,化学気相成長, イオンプレーティングなど数多くありますが,それぞれ特徴があり,目的に応じた最適な作製方法の 選択が必要です。表面科学の分野において,新しい薄膜作製手法を開発すること,そして作製した薄膜の物性を調べ, 機能性材料あるいはデバイスとして応用することは非常に重要なテーマです。 本特集では,薄膜作製手法の解説にとどまらず,様々なパターニングやコーティング技術, デバイス作製への応用例もあわせて紹介致します。
 連載企画伝統産業と表面科学 では東京都立産業技術研究センター,木下稔夫氏による『漆工芸の新技術:漆と間伐材の木粉を混成した成形材料』を, また談話室 海外研究体験記では,電気通信大,坂田智裕氏による 『アーヘン工科大での研究生活』をお送りします。



■ 2017年4月22日

 会誌4月号オンライン版が公開されました。
 4月号は特集『イオンビームアナリシスの最前線』をお送りします。
 イオンビームを用いた分析は,X線光電子分光法やオージェ電子分光法,二次イオン質量分析法などの表面分析手法とともに, 表面や界面,薄膜などの組成や構造を調べる手法として,学術分野のみならず産業界においても多大な貢献をしてきました。 イオンビームを用いた分析は,プローブとして用いるイオンの種類やエネルギーによって,得られる情報が大きく異なることから, エネルギー領域ごとに,それらの特徴を生かした研究開発,用途開発,装置開発などが行われています。
 本特集では,イオンビームの低加速領域(0.5 – 5 keV),中加速領域(100 – 500 keV),高加速領域(1 MeV以上)の それぞれの分野において,基礎から応用,さらには先端的,特徴的な研究について解説していただくことによって, 総合的に最前線の研究状況を紹介いたします。
 連載企画伝統産業と表面科学 では佐賀県窯業技術センター,一ノ瀬弘道氏による『有田焼創業400年と技術革新』を, また談話室 海外研究体験記では,パーダーボルン大,制野かおり氏による 『女性研究者の海外でのライフワークバランス@ドイツ』をお送りします。



■ 2017年3月24日

 会誌3月号オンライン版が公開されました。
 3月号は特集『摩擦界面のその場観察技術の進展』をお送りします。
 近年の自動車の低燃費化により、エンジン油の低粘度化が進んでいます。 潤滑油の低粘度化により、厳しい摺動条件の下では油膜が担保できず、 摺動部材の直接接触が起こってしまうため、境界潤滑現象の解明が求められています。 境界潤滑現象を理解するためには、表面・界面における材料同士あるいは材料と トライボフィルムのダイナミクスを解析することが重要となります。 そのためには、表面・界面に敏感な手法を活用し摩擦界面のその場観察を行う必要があります。 表面分析装置と摩擦試験機構とを組み合わせるためには、両者の使用上の制限を考慮しつつ、 性能を満たさなければならず多くの困難な事象があります。 本特集では、摺動試験機と表面評価装置を組み合わせることにより、 その場観察を行う新技術開発と摩擦研究の進展について紹介いたします。
 連載企画伝統産業と表面科学 では農研機構,瀬筒秀樹氏による『すごいぞ!カイコの底力!ひかるシルク』を, また談話室 海外研究体験記では,東北大,岡田佳憲氏による 『ボストンでのポスドク生活』をお送りします。



■ 2017年2月23日

 会誌2月号オンライン版が公開されました。
 2月号は特集『さまざまな場面で活躍する剥離・接着技術』をお送りします。
 剥離・接着は、私たちの生活において物を貼ったり剥がしたりするごくありふれた現象ですが、 半導体製造プロセスから大型構造物の建造まで様々なスケールの構造物や装置の組み立てにおいて活躍しています。 また剥離・接着は、原子・分子スケールでは物理・化学結合の生成・破断と捉えることもでき、新しい表面・界面形成や 破壊(特に亀裂進展過程)の物理的起源とも考えられます。また物質の組み合わせ方によってもその機械物性・化学物性は 大きく変化します。さらに摩擦と接着との関係は摩擦のアモントン・クーロン則とも深く関係していますが、その関係性は 現在十分には理解されていません。以上のことを踏まえると、目的と用途に応じた剥離・接着技術を選択してはじめて、 個別の材料の組み合わせにふさわしい材料開発が可能となることが分かります。本特集号では無機材料から生体材料まで 幅広い材料の剥離・接着現象に着目した研究開発の現場を紹介します。
 連載企画伝統産業と表面科学 では伝統的工芸品産業振興協会,丸山尚久氏による『未来につなげる日本の伝統的工芸品』を, また談話室 海外研究体験記では,東北大,橋本克之氏による 『海外での研究と生活の勧め』をお送りします。



■ 2017年1月23日

 会誌1月号オンライン版が公開されました。
 1月号は特集『ナノ粒子の合成と機能開発の最前線』をお送りします。
 原子は集合化し,バルクとなることで元素としての特性を示すようになりますが,そのサイズを小さくしていく, すなわち集合個数を減らしていくと,バルクとは異なる特性を有するようになることが知られています。 この特徴を活用して,触媒,デバイス,生体など幅広い分野で,ナノ粒子が応用されてきましたが, 今日では「バルクとは異なる特性を有する」という一言では片付けられないほど,特異な機能をもつ ナノ粒子が創製されています。「表面科学」では,31巻10号で「ナノ粒子の構造と機能化」という特集を組み, ナノ粒子について紹介しましたが,日進月歩のこの世界では,当時と比べても粒子サイズや構造の制御の技術も 飛躍的に高まっており,新たな世界が開けてきています。そこで,本特集号ではその合成法や評価法,そして 多くの分野への応用も含めた最新のナノ粒子の科学を紹介したいと思います。
 新連載企画伝統産業と表面科学 では経済産業省,木村 優氏による『伝統的工芸品を取り巻く現状と今後』を, また談話室 海外研究体験記では,物質・材料研究機構,増田卓也氏による 『いざ,アリゾナ』をお送りします。



■ 2017年1月1日

 新年あけましておめでとうございます。
 表面科学会の皆様は,新年をいかがお過ごしでしょうか?
 かねてより日本表面科学会は日本真空学会との合併に向けた検討を開始しており, それに伴い,学会誌の統合も検討されてきました。 すでにある二つの学会誌を統合し,よりすばらしい会誌にするためには,どのようなことをすればよいか, 今年はあれこれと模索していく一年になると思います。 また,会員がどのような記事を求め,どんな記事が読みたいと思っているのか, あるいは編集委員の独りよがりの特集記事になっていないか,ここで見つめなおすきっかけになるとも考えております。 会員の方の意見を反映し,よりよい会誌を作っていければ幸いです。
 最後になりましたが,今年一年が会員に皆様にとりましてさらなる飛躍の年となりますよう,編集委員一同,願っております。

2017年1月1日

表面科学編集委員長 板倉明子(物質・材料研究機構)




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